1.

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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi ; 金城, 寛史 ; Kinjo, Hirofumi ; 金城, 薫 ; Kinjo, Kaoru ; 安里, 三矢子 ; Asato, Miyako ; 有川, 小織 ; Arikawa, Saori
出版情報: 琉球大学教育学部紀要.  pp.155-168,  2024-02-29.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/0002020208
概要: 本稿では,学校現場における意志決定場面で重要となりそうな要素について検討する。そのアプローチとして琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻の現職院生が学校現場で経験した成功事例を「ブライト・スポット」として挙げ,そこから成功となった共通点 を見出した。その結果,「成功へのプロセスを共有」「小さな合意」「安心感」が意思決定の重要な要素として位置づけられた。「成功プロセスを共有」することは目的の共有にもつながる。「小さな合意」を重ねていくことは,成功へのスモールステップを踏んでいる。また,組織メンバーの対話により「安心感」が生まれてくる。これらの要素はそれぞれが独立しているものではなく,リンクしている部分もあると考えられる。今回の検討では,事例は3つと少なく,今後成功事例の蓄積が望まれる。 続きを見る
2.

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比嘉, 俊 ; HIGA, Takashi ; 森田, 正彦 ; MORITA, Masahiko ; 横田, 秀夫 ; YOKOTA, Hideo
出版情報: 琉球大学教育学部紀要.  pp.163-171,  2023-08-31.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/0002020038
概要: 国立大学附属A中学校では毎年,第三学年の総合的な学習の時間に「体験!琉球大学」が行われ,そこでは研究者による出前授業が行われている。本研究では,「体験!琉球大学」にて,理化学研究所の研究者に理化学研究所で開発された3D再構築画像のデモ体験を 生徒に行なった。その結果,生徒は科学技術に興味関心を持ったり,キャリア教育の一環を担うことができたと考える。学校外部の研究者による,授業の効果も確認できたが,課題も残った。それは,事前打ち合わせである。事前打ち合わせが不足することにより,デモ体験がスムーズに行えなかったり,説明内容が学習者にとって少し難しく感じられる場面もあった。 続きを見る
3.

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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi ; 岸本, 恵一 ; Kishimoto, Keiiti ; 比嘉, 栞菜 ; Higa, Kanna ; 榎本, 陽音 ; Enomoto, Harune
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.207-217,  2022-09-30.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/0002019477
概要: 本稿の目的は,協同学習が上手くいくポイントを琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻(以下教職大学院)の実習における実践事例を基に検討することである。授業者は協同学習を授業に取り入れると,何らかの効果があるだろうと協同学習に過大な期待を寄 せ,授業手立てが曖昧で授業を行った。活動主義的な授業を展開した結果,授業が上手くいかなかった。この失敗から,授業者は学習者理解から授業改善をスタートし,学習者の状況を理解した上で,状況に応じた手立てを講じた。その手立ては,学級の雰囲気づくり,個人活動の時間の確保,紙媒体による交流であった。これらの手立てにより,協同学習での効果が確認され,これらは協同学習のポイントとの1つと考える。これからも,更なる実践の成功事例の蓄積が望まれる。 続きを見る
4.

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吉田, 安規良 ; Yoshida, Akira ; 比嘉, 俊 ; Higa, Takashi ; 和氣, 則江 ; Wake, Norie
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  6  pp.129-152,  2022-03-15.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/0002018004
概要: 琉球大学での,①養護教諭を養成する過程での“教諭”との協働を意識した養護教諭の職能形成の在り方,②教職大学院での協働的人間関係・環境が構築できる中核的教員の育成の2点に係る課題意識の解決に資するため,教職大学院での「教師の成長とメンタリング 」の授業の一部を「教職実践演習(養護教諭)」の授業と合同で実施し,リアリティーのあるロールプレイングとして保健教育や保健管理に必要な会議(打ち合わせの機会)を行った。教育組織の枠を超えて行ったロールプレイングは,教職未経験者にとって貴重な経験だったと肯定的に受講者から評価された。現職大学院生がロールプレイングに参加することで実際の現場の様子が共有され,「新任養護教諭と初任者教諭と中堅教諭の協働」を志向したロールプレイングにリアリティーが増した点は,教職未経験者にとって有意義だった。教諭,養護教諭,あるいは栄養教諭といった職務イメージの鮮明化と共有や,職員会議の提案資料作成および模擬職員会議等を課題として提示していくことは今後も何らかの形で継続したいものの,今回の合同授業実践では,とりわけ学校環境についての共通理解の不十分さが露呈し,改めて「どこまでリアリティーを求めてシミュレートするのか?」という問題点を浮き彫りにした。履修時期的な問題から養護教諭志望学生がロールプレイングに必要な資料作成にかける時間が十分には確保しにくいことに加えて,養護教諭志望学生の意図が大学院生に十分に伝わらず,「自分の想定通りの議論ができなかった」ため,養護教諭志望学生にとっていささか消化不良なロールプレイングとなったことへの対応が必要である。中核的教員として求められる,後輩(若手)育成と業務遂行(同僚性の形成と協働による教育活動)を両立した会議への参加姿勢について,「教師の成長とメンタリング」科目担当者の現職大学院生に対する指導や支援の在り方として「若手育成の視点でコメントをする」旨の事前指導が必須である。 続きを見る
5.

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道田, 泰司 ; 比嘉, 俊 ; 濱川, 法子 ; 田場, 千夏 ; 上地, 真理子 ; 崎浜, 智恵 ; 我那覇, ゆり子 ; 酒井, 織恵 ; Michita, Yasushi ; Higa, Takashi ; Hamagawa, Noriko ; Taba, Chinatsu ; Uechi, Mariko ; Sakihama, Tomoe ; Ganaha, Yuriko ; Sakaki, Orie
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.85-98,  2021-09-01.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/49870
概要: 本研究の目的は,学校教育において協同学習が成立するか否かを分けるものについて,実践事例を通して考察を行うことであった。教職大学院の実習で行われた6つの実践事例を元に検討を行った。検討の結果,協同学習以前に,授業の基本的な組み立てに問題がある 場合に,協同学習がうまく行かないことが明らかになった。すなわち,学習者を理解した上で授業を構想することが,協同学習がうまくいくポイントとして考えられた。
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6.

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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  5  pp.93-100,  2021-02-28.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/48190
概要: 本稿では,中学生に外来生物を教材とした50分×2コマの授業を実践した。日常生活を通して,生徒は外来生物の定義や身の回りで見ることのできる外来生物をあげることができた。さらに授業を受けることによって,生徒は外来生物の及ぼす被害やその移入経緯に ついて教科書以上の知識を述べることができた。本授業を受けた生徒は受けていない生徒に比べて,外来生物が悪者でなないというイメージを持つ生徒が有意に多かった。外来生物の移入経緯を学ぶことにより,外来生物が人為的に移動したことを理解したためだと考えられる。中学校の正規授業での外来生物を教材とした実践研究の報告はまだ少なく,その研究の蓄積が待たれる。
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7.

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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 科学教育研究.  43  pp.457-467,  2020-04-01.  日本科学教育学会 — Japan Society for Science Education
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45565
概要: We investigated descriptions of foreign invasive species in textbooks of Living Environment Studies in elementary school , Science in elementary school, Science in junior high school, and Science in high school. Additionally, we investigated the respective curriculum guidelines and their related commentaries. Results reveal no explanation specifically addressing invasive species in the curriculum guidelines of Living Environment Studies or Science in elementary schools. In junior high school, Science includes descriptions that include invasive species in curriculum guidelines and their related commentaries. In high school Science, textbooks introduce invasive species as a subject matter to study developmentally and in an exploratory manner. Textbooks show that learning contents are presented in higher order according to higher grades. However, some room remains for consideration because no formal basis exists for learning about invasive species. We would welcome more research to be dedicated to expanding education about foreign invasive species in educational environments.
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8.

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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  4  pp.147-154,  2020-03-06.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45635
概要: 小学校理科の教科書に「自然の池や川にメダカを放したり,水草をすてたりしない。」と記載されている。この文言を主発問とした授業実践を行った。この主発問を解答するためには外来生物の知識が必要となる。そのために,本実践では沖縄での外来魚グッピーと在 来魚メダカを教材とした外来生物を児童に学習させた。学習前後の児童の解答を見ると,生物放逐禁止を視点とした解答は学習後に有意に増えていた。本実践から小学生に外来生物の教育は有効と考える。また,外来生物教育は,持続可能社会を形成する市民の育成にもつながる。今後,学習者の発達段階に応じた外来生物教育の体系化が望まれる。
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比嘉, 俊 ; 道田, 泰司 ; 玉城, 啓 ; 屋宜, 勝 ; 岩谷, 千晴 ; Higa, Takashi ; Michita, Yasushi ; Tamaki, Hajime ; Yagi, Masaru ; Iwaya, Chiharu
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.79-88,  2020-02.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45465
概要: 学校は多様な課題に対して意思決定を行っている。意思決定は職員会議,学年会,教科会など多くの場 がある。本稿では,職員会議や企画委員会などの場で,意思決定が上手くいった,または上手くいかなかっ た状況を学校長へのインタビューを基に事例として紹 介する。企画委員会が上手くいっているという事例 もあれば,逆に,企画委員会参加メンバーが偏っているという事例もあった。また,職員の会議参加への 態度も課題としてあがった。事例から,学校での意思決定が上手くいくポイントとして,組織の流れが機 能していることや参加者が会議の意義を理解していることなどがあげられる。ビジネス書や企業経営書は 学校に外側からの視点で書かれているので,固有の文化を持っている学校はこれらの文献から学べるもの が多々ある。今後,学校長のみでなく,あらゆるポジションの学校職員への調査を実施することにより, 多様な視点からなるよりよい意思決定に迫ることができると考える。
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10.

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道田, 泰司 ; 比嘉, 俊 ; 比嘉, ゆかり ; 平良, 学 ; 嘉陽, 護 ; 仲山, 夢乃 ; 山城, 慶太 ; Michita, Yasushi ; Higa, Takashi ; Higa, Yukari ; Taira, Manabu ; Kayou, Mamoru ; Nakayama, Yumeno ; Yamashiro, Keita
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.99-109,  2020-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/47072
概要: 本研究の目的は,学校教育において協同学習が成立するか否かを分けるものについて,実践事例を通して考察を行うことである。教職大学院生が9月と2月に公立学校で2週間行う実習において試みられた協同学習の事例5つを提示した。それらの事例に加え,道田他 (2019) に挙げた事例も加えて検討を行った。その結果,授業者が正解主義に陥らないこと,認知面だけでなく,学習者の情意面を育むこと,という協同学習のポイントが示唆された。
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11.

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比嘉, 俊 ; 道田, 泰司 ; 金城, 厚 ; 上村, 千安 ; 大村, 由美子 ; Higa, Takashi ; Michita, Yasushi ; Kinjo, Atsushi ; Kamimura, Chiyasu ; Omura, Yumiko
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.185-192,  2020-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/47083
概要: 現実社会には大小様々な組織があり,これらの組織は色んな場面で意思決定を行っている。学校も意思決定を行っている組織の一つであり、学校のよりよい意思決定法の模索が本稿の目的である。琉球大学の教職大学院生が実際に体験した上手くいった(ブライト・ス ポット)組織的意思決定を事例としてあげ,そこからよりよい意思決定へのアプローチを試みた。ブライト・スポットの共通点として,「公正さ(公正感)」,「聴くこと」を見出すことができた。これらの共通点が存在することにより,組織構成員から同意を得,決定事項のきちんとした遂行につながっている。また,立場が上の者の「開かれた心」が「公正感」を生むと考えられる。本稿での事例は少なく,今後さらなる事例の蓄積と教育現場での知見活用の試みが待たれる。
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比嘉, 俊 ; 川上, 一 ; Higa, Takashi ; Kawakami, Hajime
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  3  pp.165-174,  2019-03-01.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/44465
概要: 本稿の目的は,学校現場の職員会議において教職員の発言回数に着目し,その回数を教職員や学校長がどのように捉えているかを確認した。研究の方法として,最初に教職員に対して職員会議での発言回数やそれに関わる質問紙調査を行った。この調査結果を学校長へ 示し,学校長から職員会議での発言に対する聞き取り調査を行った。その結果,教職員は職員会議における現在の自分の発言回数に満足しており,この回数は自身や教員組織にとって好ましいと判断していた。他方,学校長は職員会議で発言する教職員のキャリアや心情を理解し,学校経営を行っているようだった。職員会議の審議内容を事前に検討する運営委員会を教職員も学校長も肯定的に捉えており,この委員会により職員会議が時間内に多くの審議事項をこなせることがわかった。今後は,職員会議で教職員がどれくらい意思決定に関わっているかなどの検討も望まれる。
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13.

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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 科学教育研究.  42  pp.446-453,  2019-02-02.  日本科学教育学会 — Japan Society for Science Education
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/43870
概要: This article aims to analyze the Okinawa Prefectural Entrance Examination administered by the Okinawa Prefectural Board of Education and shows results focused on considering academic ability. In comparison, the National School Achievement Test was also analyzed in a similar way. The National School Achievement Test is similar to PISA (Program for International Student Assessment), and consequently tends to ask questions requiring applied ability. On the other hand, in the Entrance Examination, students are expected to use their memorization skills for answering questions. There are significant differences in the frame of questions between the Entrance Examination and the National School Achievement Test. Additionally there are also differences in the question format. There are also great differences between the trends in the Entrance Exam questions. Another feature of the Entrance Examination is that there are no questions on “consideration/improvement”. It had a question asking students to demonstrate their plotting skills from earthquake records. Learners and teachers are much influenced by trends in entrance examinations. The analysis of academic ability should lead to an improvement of learning and teaching. Teachers can utilize the results of the analysis for making the questions for the Okinawa Prefectural Entrance Examinations from now on.
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14.

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豊見山, 純平 ; 比嘉, 俊 ; 森, 力 ; Tomiyama, Junpei ; Higa, Takashi ; Mori, Chikara
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.137-145,  2019-03.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/44026
概要: 本稿の目的は,中学校理科で批判的思考を育成することである。教科書記載の電池のモデルを基に生徒がより強い電流を取り出せる電池の改良を授業実践で行った。2時間1ユニットの実践で,1時間目に電池の改良案をグループで考え,2時間目に実際にその改良電 池を作成させた。その結果,生徒はより強い電流を取り出せる電池の改良に成功した。実践の際,電気改良案の作成段階や実際の作業場面で生徒に批判的思考が確認できた。試行錯誤することにより,生徒は合理的に物事を考える批判的恩考を行なっていた。今後,どのような場面が批判的思考の契機となるのか,どのくらいの割合の生徒が批判的息考を行なっているのかを明らかにしていきたい。また,批判的思考に向けての教師の支援も模索していきたい。
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比嘉, 俊 ; 吉田, 安規良 ; 桑江, 和子 ; 與那嶺, 紀子 ; 世嘉良, 基 ; 土屋, 勢子 ; Higa, Takashi ; Yoshida, Akira ; Kuwae, Kazuko ; Yonamine, Noriko ; Yokaryo, Motoi ; Tsuchiya, Seiko
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.147-160,  2019-03.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/44027
概要: 本稿の目的は,琉球大学大学院教育学研究科専門職学位課程高度教職実践専攻(いわゆる「教職大学院」)の授業科目「教師の成長とメンタリング」で現職大学院生が作成したレポートを基にした学校現場で理想となるメンタリングの検討と,この授業自体の省察であ る。授業実践として, 5つの事例報告の共通点から理想のメンタリングを検討した。その結果,組織としてメンタリングに取り組むことと先輩や同僚によるメンタリングが理想の形として提示された。また,受講者による授業評価結果から,事例報告と対応検討を演習教材に位置づけた授業は,学校現場に即した課題の扱いは艮かったものの,その課題の難易度や担当教員からの学修過程の介入への強度が検討課題であると総括された。
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道田, 泰司 ; 比嘉, 俊 ; 村吉, 優子 ; 長浜, 朝子 ; 大城, 彩子 ; 岩谷, 千晴 ; 島袋, 恵美子 ; 城間, 樹 ; 崎枝, 晏梨 ; Michita, Yasushi ; Higa, Takashi ; Murahoshi, Yuko ; Nagahama, Asako ; Ohshiro, Saiko ; Iwaya, Chiharu ; Shimabukuro, Emiko ; Shiroma, Itsuki ; Sakieda, Annri
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.9-16,  2019-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/44947
概要: 本研究では,学校教育において協同学習が成立するか否かを分けるものについて,実践事例を通して考察を行った。実践事例は,失敗事例を中心に,本学教職大学院生によって挙げられたものである。事例のうち半分以上は教師の課題提示の不適切さが上手くいかなか った原因であった。課題解決の視点が明確に提示されていないものや,課題の答えの幅が狭いというものであった。学級の雰囲気が協同学習にふさわしいものではないことによって失敗しているものもあった。これらは,学校現場を離れた教職大学院という場において受講生に重要度を聞くならば,当然重要と答える性質のものであるにも関わらず,適切に設定されていないものであった。それだけ協同学習を実現化するためには,繊細な問題解決を必要とするのであろう。その点を明らかにするためにも,今後さらなるケーススタディを通した検討が必要であることが論じられた。
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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  2  pp.143-148,  2018-03-09.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/41566
概要: 沖縄県は亜熱帯地域に属し,その気候や生物相は日本本土と異なり,特有である。この特有な地域で,学校ではどのような生物教育が目指されているかを報告する。報告の基になっているのは沖縄県立教育総合センターの長期研修員による研究報告書である。昭和47 年度から平成28年度までの研究報告179点を俯瞰した。その結果,小学校教員の報告数の多さ,教材開発研究の多さ,授業実践の少なさ,沖縄固有種扱いの少なさが明らかになった。また,研修員研究の流れは,基礎研究,教材開発,教育方法と推移してきた。さらに,授業実践も近年は行われるようになってきた。沖縄の子どもたちにより還元できる研究になってきているのだが,沖縄固有を教材とした実践が少ない。今後の沖縄の生物教育を鑑みると地域の素材を活かした教材や授業展開がもっと増えるとよいと考える。
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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.115-124,  2018-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/42628
概要: 本研究は,持続社会に向けた市民育成のために外来生物を教材化し,その実践を生徒アンケートから考察した報告である。外来生物を教材化するにあたって,外来魚と在来魚の混合飼育,地域フィールドにおける外来生物の確認調査を行った。これらの調査結果をまと め,外来生物に関する教材を作成し,試行授業を行った。授業後の生徒のアンケートから,生徒は外来生物の知識が身についたこと,外来生物の授業を肯定的に評価していることが確認できた。また,外来生物への対応策として生徒は,個人でできることと社会でやることの両面から対応策を提案していた。対応策についてはよく行われいる殺処分を良しとせず,外来生物の立場になって考え,生き物の命を大切にする生徒コメントもみられた。外来生物を通して市民として今の環境をどのように保全するかについての話し合いを生徒は行っていた。外来生物を教材とした理科授業実践はまだ少なく,今後の実践の蓄積が期待される。
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19.

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比嘉, 俊 ; 土屋, 勢子 ; 世嘉良, 基 ; Higa, Takashi ; Tsuchiya, Seiko ; Yokaryo, Motoi
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.125-133,  2018-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/42627
概要: 本稿の目的は,学校現場における意思決定の場面でよりよい意思決定の方法の提案である。意思決定場面の事例は,琉球大学教職大学院選択科目「組織的意思決定マネジメント」で院生から出された事例である。事例に対して,ロベルト(2006)の文献の理論に沿 った提案がなされ,本稿は会議への一参加者として効率的な意思決定に寄与できる可能性がある。しかし,本稿では3つの事例しか扱っていない。今後,もっと多くの事例を採りあげ,そこから共通したよりよい意思決定の方法を吟味し,学校現場における意思決定方法の提言までを図りたい。
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20.

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比嘉, 俊
出版情報: 臨床教科教育学会誌.  18  pp.53-,  2018-10.  臨床教科教育学会誌 — 批判的思考 / 問い / 中学校 / 理科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/42745
概要: 教育現場において批判的思考に注目があつまり,その実践研究も増えつつある。本稿では批判的思考を行う上でポイントになるであろう学習者の問いの有無について確認した。中学校理科授業において,4時間をかけて1つ課題を解決する実践を行った。生徒が書いた 1枚ポートフォリオとICレコーダーによる発話から,この課題解決過程の生徒の思考を確認した。その結果,中学生は学習課題を進めるにあたって,自ら問いを持った。その問いは批判的思考を通した問いよりも学習内容に関する問いの方が多かった。また,生徒は課題解決に向けて,反省的問いよりも合理的な問いを多く持った。
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21.

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比嘉, 俊 ; 川上, 一 ; 森, 力 ; Higa, Takashi ; Kawakami, Hajime ; Mori, Chikara
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  1  pp.101-111,  2017-03-10.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/36599
概要: 国立大学法人琉球大学は2016年4月に教職大学院を開院したことにより,教育学研究科には従来の修士課程と合わせて二課程の大学院を持っている。これらの大学院への新入院生は,彼ら彼女らの目的に応じて教職大学院と修士課程の課程を選択していると思われ る。そこで,両課程の2016年4月入学の院生へ大学院進学への動機などを調査し,その相違を検討した。教職大学院入学生は大学院へ「教員としての実践力」を望んでおり,修士課程の方は「学術的研究」を求めている。両課程に共通している部分としては,両課程の現職教員は大学院に学術的な科目内容を期待している。この理由として,教育現場では,学術的な研鑽を積む時間やその人材に触れる機会がかなり少ないと考える。両課程の院生の入学目的に違いがあることから,今後,琉球大学は院生の志望動機に応\nじた科目の提供などの地域への貢献が求められる。
紀要論文
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22.

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道田, 泰司 ; 比嘉, 俊 ; 木下, 剛志 ; 内山, 直美 ; 東江, 寛 ; 屋良, 徹 ; Michita, Yasushi ; Higa, Takashi ; Kinoshita, Tsuyoshi ; Uchiyama, Naomi ; Agarie, Hiroshi ; Yara, Toru
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.219-230,  2017-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/37256
概要: 本稿の目的は,学校現場におけるよりよい組織的意思決定について検討するための基礎資料として,事例を元に考察を試みることである。琉球大学教職大学院選択科目「組織的意思決定マネジメント」において,現職院生によって提出された事例に対して,主にロベル ト(2006) の観点で考察を行った。それらに対して,問題の場面,問題の時間軸,問題の解決,という観点から検討を行い,そこから見える学校現場における意思決定の特徴について論じた。
紀要論文
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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.239-247,  2017-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/37257
概要: 紀要論文
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吉田, 安規良 ; 神山, 歩美 ; 牧港, 勇児 ; 比嘉, 俊 ; 大浦, 恵理子 ; Yoshida, Akira ; Kamiyama, Ayumi / 神山, 歩美 ; Makiminato, Yuji ; Higa, Takashi ; Ohura, Eriko
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.1-23,  2014-08.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/31994
概要: 沖縄県の子ども遠の理科の学力向上や理科の教師教育の充実に資する基礎資料として,ある公立小学校の理科授業を「児童がつまずいている場面」や「教師が何度も児童に対して支援していた場面」を見いだす形で分析した。また別な公立中学校では,沖縄県教育委員 会の策定した「沖縄型授業づくり-にぬふぁ星メソッド-」の12の指針の中から「探究や思考を促す質問を与えている場面」や「子どもの思考を整理する場面」を見いだす形で「生徒自身の考えを文章として表現する力を養うことを意識的にしかけている」と判断した授業を分析した。小学校における理科教育の課題として「子どもたちの体験不足」,「実験結果から考察を書くことができない」,「学習内容の定着の低さ」,「次学年の学習内容とのつながり」,「算数教育の把握」の5点があった。中学校での授業観察から「生徒自身の考えを文章として表現する力を養うことを意識的にしかけている授業」が,定期試験と同一問題の再テストの結果で他クラスより正答率が高かったり無解答者数が少なかったりしたことに関係があると思われる。
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論文(リポジトリ)

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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 琉球大学教育学部教育実践総合センター紀要.  pp.155-163,  2008-03.  琉球大学教育学部附属教育実践総合センター
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/7808
概要: OECDのPISAが登場し、PISAのリテラシーやその調査結果は日本の公教育に影響を与えている。本稿は、このPISAを視点とした琉球大学教育学部附属中学校での理科の授業実践例である。PISAのリテラシーを育成するために、身近に存在する教材石 灰岩を使用した。身近な素材を教材として使うことにより、生徒は教科学習を身近に感じ、学習意欲の高揚があった。また、学習内容と実生活とが結びつき、学習した知識を実生活への転移がより可能になったと考える。さらに、教材が地域素材であると、既知とその地域の産業とを関連させる知識の活用もみられた。活用の力を目指した実践はまだ少なく、今後の実践の蓄積が課題として出てきた。また、理論的専門家である研究者と現場教諭との連携があると、この研究はより深まることができると考える。
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図書

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比嘉俊[著]
出版情報: 西原町(沖縄県) : 琉球大学大学院, 2007
シリーズ名: 琉球大学大学院教育学研究科修士論文 ; 平成18年度
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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 琉球大学教育学部教育実践総合センター紀要.  pp.109-116,  2005-03.  琉球大学教育学部附属教育実践総合センター
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/7809
概要: 学び合いや共同体という言葉も学校現場に広がってきた。その中において、琉球大学教育学部附属中学校での対話を取り入れた理科授業の実践事例である。対話を取り入れる目的は、学習の質の向上のみでなく、生徒が一社会人として文化の伝達と再構成を目的とする 。また、対話を通して、コミュニケーションや共同体の基礎づくりも兼ねている。実験の計画や現象解明への課題解決を生徒は対話を通して進めていった。授業を通して、生徒は発言できた達成感や他者の意見への共感や驚きもみられた。また、認め合いや協同作業における役割分担など、授業外においても対話の効果がみられる。対話以外の授業や大学教官との連携など課題もまだ多い部分もある。
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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 琉球大学教育学部教育実践総合センター紀要.  pp.127-136,  2002-03.  琉球大学教育学部附属教育実践総合センター
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/7810
概要: 一斉指導は,教育現場に広く用いられ,学習内容の教授においてとても効率良い授業形態である。授業の効率を求めてこの授業形態ばかりで授業を展開し続けると,生徒の学習状況の把握や学習に対する消化不良がおこってくる。そこで生徒個々の興味・関心や学習能 力に応じた授業(課題選択学習,処遇適性学習,自由進度学習)を展開してみた。その結果,生徒は意欲的に学習に取り組んだり,学習内容を良く理解できるようになった。しかし,その反面,個人差が開いたり,生徒間の学びが減少する場面もみられた。
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吉田, 安規良 ; 宮里, 裕貴 ; 屋良, 徹 ; 比嘉, 俊 ; Yoshida, Akira ; Miyazato, Yuki ; Yara, Toru ; Higa, Takashi
出版情報: 琉球大学教育学部教育実践総合センター紀要.  pp.67-86,  琉球大学教育学部附属教育実践総合センター
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/19037
概要: 琉球大学教育学部附属中学校の最近の課題として「生徒の学習意欲の低下」がある。これを解決する一つの手段として、「能動的自己評価(Active Self-Evaluation, ASE)」を導入し、生徒の「わからなかった事項」、「できないと感じ たところ」を毎時間確認する授業を試みた。自己評価を記入する振り返りシートに「授業計画」を記載し、生徒には「授業計画」を読んだ後に目標を立てさせた。振り返りシートに記入された目標や疑問、記入内容に対する反省点を授業の中で取り上げた。振り返りシートの記入内容に対して、明確な振り返りや自己評価ができるようにコメントや助言を記入していった。その結果、66.9%の生徒が「シートにある『授業計画』は目標を立てるのに役立った」と評価し、80.3%の生徒が「コメントはあった方が良い」と回答した。生徒の感想として、「目標を持ち、達成のために頑張れた」の割合が最も高かった。その他にも「目標を達成できるとうれしい」、「目標を立てる練習になった」など、目標に関連した意見・感想が目立った。しかし、目標を立て、それを表現するということに生徒は苦手意識をもっていた。反対に、どのように学習に対する目標を立て、それを表出させていくのかが附属中学校が抱える課題を解決するための手立てであることを意味している。
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