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論文(リポジトリ)

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村末, 勇介 ; Murasue, Yusuke
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  5  pp.79-92,  2021-02-28.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/48189
概要: 2020年より,教育現場でのがん教育が制度上本格的にスタートすることになった。だが,新型コロナウイルス感染症の拡大のタイミングとも重なった現在,学校ではそのことを考えるゆとりさえ奪われている。国民の2人に1人が罹患し,3人に1人の死亡原因と なっているがんについて知ること,そしてそのことを通して「いのち」について考えることは,本来ならこの混乱期における重要で有効な教育実践となり得るものである。そこで,本論では,現在とり組まれているがん教育実践の特徴と課題を押さえた上で,筆者が長年とり組んできた「いのちの授業」実践を分析することで,がん教育を積極的に展開していくための課題を,①がん教育における子どもの学びの必要性,②がん教育の実践主体の問題,③がん教育における「死」の位置づけという3つの視点から整理した。 続きを見る
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東江, 寛 ; 村末, 勇介 ; Agarie, Hiroshi ; Murasue, Yusuke
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  4  pp.59-73,  2020-03-06.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45632
概要: 保健学習の指導法の工夫に関しては,様々に取り組まれている現状は報告されているものの,具体的な授業実践にもとづく児童・生徒の変容との関わりを踏まえての検討は進んでいない。また,学習指導要領の総則では,「体育・健康に関する指導」において「家庭や 地域社会の連携」が強調されているが,こうした視点からの指導法の工夫もあまり進んでいるとは言えない状況にある。筆者らは,中学生の保健学習において教師チームによる授業づくりを行い,家庭との連携の取組の1つとして「保護者インタビュー」を取り入れた授業を展開した。この授業を通して,生徒たちは思春期の悩みを教師に素直に語り,教師たちは複数体制でその生徒のフォローを行うことができた。本研究では,その実践記録と教師チームによる実践の総括を元に,保健の授業づくりに関わる諸条件を整理し今後の課題を提起した。 続きを見る
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島袋, 智識 ; 丹野, 清彦 ; 村末, 勇介 ; Shimabukuro, Satoshi ; Tanno, Kiyohiko ; Murasue, Yusuke
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  4  pp.135-146,  2020-03-06.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45634
概要: 平成29年度の文部科学省の調査によると,高等学校のいじめの認知件数は,小学校のいじめの認知件数に比べて少ない。しかし,高等学校において,いじめ問題までは発展しないが,生徒間の人間関係のトラブルは度々起こっている。筆者は,これまで勤務してきた 高等学校において,生徒どうしの希薄な人間関係を感じることが多々あるが,その希薄な人間関係が,生徒の人間関係のトラブルの原因となっていると考えている。いじめについて学ぶうちに,生徒どうしの希薄な人間関係の背景には,「ノリ」や妬みがあると考えた。そこで,「ノリ」や,妬みについて研究し,学校生活の中で生徒たちはどのようにして「ノリ」を生み,授業の中でどのような妬みを抱くのかを調査し,「ノリ」や妬み,いじめに対抗するには何が必要なのかを考え,高等学校における授業の在り方を考察し,授業のモデルを提案する。 続きを見る
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村末, 勇介 ; Murasue, Yusuke
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  3  pp.135-146,  2019-03-01.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/44468
概要: 2014 年 10 月,中央教育審議会が「道徳に係る教育課程の改善等について」を答申し,小・中学校において「特別の教科 道徳」の新設が決定された。これをうけて,2015 年 3 月には学習指導要領が一部改正され,それから,わずか3年後の 2 018 年,小学校において本格実施を迎えた。教科化により「道徳科」の検定教科書が登場したが,この短期間においていったいどのような教科書が作られ,それらは今後どのように活用されていくのだろうか。また,これまで蓄積された様々な形式の補助教材(地域教材や学校独自の教材)等の扱いはどうなるのだろう。こうした問題意識の下,本研究では,道徳教科化の根拠とされた「いじめ問題の解決」にとって重視される「生命の尊重」項目内容に関する教科書会社8社,145 本の教材を分析した。その結果,「道徳科」教科書が,厳しい規制の中で短期間で作成されたこともあり,内容的には各社横並びの傾向が明らかになった。さらに,「道徳科」の授業の担い手たる教師自身が,その教科書の使用義務に強く制約を受けることも予想される。このような中で,主体的な授業づくり,とりわけ文科省が推奨する「考え,議論する道徳」に対してどのようにとり組めばよいのか。課題山積の中,その 1 つの方法である教科書教材を創意・工夫の下,主体的に活用する視点について,筆者自身の具体的な実践例から紹介した。 続きを見る
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村末, 勇介 ; Murasue, Yusuke
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  pp.119-130,  2018-03-09.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/41548
概要: 教室での子どもたちの性的行動を,彼らの成長・発達に向けての学習要求課題として読み取り,それをどのように実践につないでいくかを検討した。「学習指導要領」における性教育への姿勢は,その内容規定において,「受精に到る過程は扱わないものとする」とい った,いわゆる「歯止め規定」が存在し,子どもたちの性的行動を初めから一定の枠組みにおいて捉えようとするものであるが,「生徒指導提要」等にみられる生徒指導的な立場からの性教育は,子どもの現実からの積極的な実践展開の可能性を有している。本稿では,小学6年生男子の性的行動から生まれた学級での男女の対立問題を出発点にした「恋愛クラブを科学する」という学級活動における授業実践を例に,子どもの生活現実から出発する性教育の意義を示し,そこから導かれる実践課題について提起した。思春期の子どもの姿を丁寧に読み取り,子育てに不安を抱く保護者と共にそれに関わっていく実践の創造が,今,求められている。 続きを見る
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村末, 勇介 ; Murasue, Yusuke
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  1  pp.69-80,  2017-03-10.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/36596
概要: 若年出産率の高さに代表される,沖縄県における若者の性と性教育を巡っての課題を念頭に置きつつ,中学校 男子の性教育の内容構成について検討した。性教育の総合情報誌である『Sexuality』誌の分析を踏まえ,沖縄県 A市内の公立中学校での特別授 業においては,若者の男性に広がりつつある「射精」への否定的態度を克服する ための科学的な内容について取り扱った。生徒らの授業評価,感想文等から,授業内容を積極的・肯定的に受け止 める中学生男子の姿を確認することができ,男子の性教育内容の構成にとって必要となる視点と課題を明らかにした。 続きを見る