1.

論文(リポジトリ)

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屋嘉比, 理 ; Yakabi, Sadamu ; 道田, 泰司 ; Michita, Yasushi
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.159-172,  2022-09-30.  琉球大学教育学部
概要: 本稿では,教職大学院1年次の2月に第1筆者(現職院生)が連携協力校で行った実習(2月実習)において,何を考えて授業に臨み,授業のなかで何を見とり,そこから何を学んで次の授業に生かそうとしたのか,その試行錯誤のプロセスを検討することを目的とし た。10日間中7日分の実習の様子と,そこから得た学びについて,実習日誌から再構成して本稿に記した。それらをみると,毎日の実習の中で試行錯誤を行うことで,多くの学びを得ていることが明らかとなっている。さらに毎日挙げられている課題の記述をみると,「算数が苦手の子の授業参加」の問題が複数日に渡って見られ,その解決のためには,4日~7日に渡る試行錯誤が必要であったことが見えてきた。それは結果的に,個別最適な学びになっていた。今後の実習や授業研究に向けては,このような複数日に渡る課題に対して模索を行うために,気になる個人の名前を挙げながら,より具体的に検討していくことではないかと考察が行われた。 続きを見る
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道田, 泰司 ; Michita, Yasushi ; 柘植, 守 ; Tsuge, Mamoru
出版情報: 琉球大学教職センター紀要.  pp.69-77,  2022-03-31.  琉球大学教職センター
概要: 本稿の目的は,第2筆者が考案した「他者の考えを推し量る指導」を紹介し,その可能性について考察を行うことである。生徒の振り返りは,全体的に好意的であった。しかしそれだけからは読み取れないことも多いので,生徒の授業中のワークシートの記述の変遷を ていねいに追うことや,小グループでどのような話し合いが行われて何を学んでいるかなどについて,ていねいに見取っていくことが今後必要になるのではないかと考えられた。続いて,「他者の考えを推し量る指導」のタイプ分けとこの指導法の可能性について考察した。しかしこれはあくまでも可能性の指摘であるので,実際の授業の様子を,特に生徒の反応を中心に検討することを通して,この授業の可能性についてより具体的に深めていくことが必要と考えた。 続きを見る
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道田, 泰司 ; Michita, Yasushi
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  6  pp.1-11,  2022-03-15.  琉球大学大学院教育学研究科
概要: 本稿の目的は,現在の筆者の考えである「授業研究は,反省的実践として問題駆動で行われるべき」という点について,筆者の過去の校内研修での関わりを通して,このように考えるに至った経緯を明らかにするものである。ある学校との5年間に渡る関わりを通して ,概念を定義することの難しさや学びの捉えの多様性がみえてきた。また,子どもの現状を出発点にすることの重要性もみえてきた。そのような経験と省察から,筆者が反省的実践・問題駆動を重視するようになったことなどを論じた。 続きを見る
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道田, 泰司 ; 比嘉, 俊 ; 濱川, 法子 ; 田場, 千夏 ; 上地, 真理子 ; 崎浜, 智恵 ; 我那覇, ゆり子 ; 酒井, 織恵 ; Michita, Yasushi ; Higa, Takashi ; Hamagawa, Noriko ; Taba, Chinatsu ; Uechi, Mariko ; Sakihama, Tomoe ; Ganaha, Yuriko ; Sakaki, Orie
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.85-98,  2021-09-01.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/49870
概要: 本研究の目的は,学校教育において協同学習が成立するか否かを分けるものについて,実践事例を通して考察を行うことであった。教職大学院の実習で行われた6つの実践事例を元に検討を行った。検討の結果,協同学習以前に,授業の基本的な組み立てに問題がある 場合に,協同学習がうまく行かないことが明らかになった。すなわち,学習者を理解した上で授業を構想することが,協同学習がうまくいくポイントとして考えられた。
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道田, 泰司 ; 桐島, 俊 ; Michita, Yasushi ; Kirishima, Shun
出版情報: 琉球大学教職センター紀要 — Bulletin of Center for Professional Development of Teachers.  pp.45-56,  2021-03-31.  琉球大学教職センター
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/48012
概要: 本稿の目的は,児童生徒からの疑問に基づく授業について,試行錯誤のある2 つの事例を通して検討することであった。事例1 は,中学校技術科で行われた生物育成の単元であり,育成としては失敗したものの生徒の疑問を元に探究が深まった事例であった。事例 2は,中学校家庭科で行われた調理単元と裁縫単元であり,具体的な疑問の様相は明確ではないものの生徒の試行錯誤を通して学びが深まっている事例であった。双方の事例から,自由で応答的で援助的な環境のなかで,比較的長期に,あるいはシンプルな課題で探究を行うことが重要であり,そのためには教師が成長の教育観をもっていることが重要ではないかと考察された。
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6.

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道田, 泰司 ; Michita, Yasushi
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  5  pp.1-11,  2021-02-28.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/48167
概要: 本稿の目的は,校内研修のあり方について考察することであった。まず,学校教員が校内研修についてどのように捉えているかを確認したところ,否定的なものとしては日常との乖離,成果の不透明性,理論を実践に下ろす難しさ,時間確保・全員参加の難しさ,検証 の難しさを感じていることが示された。次に校内研修と関わる研究者の捉え方を確認したところ,トップダウンの研究になっており,日常性や当事者性が薄いことの問題が指摘されていた。それらを踏まえ,理論と実践の関係の問題,時間確保の問題,評価の問題について検討を行い,日常性や当事者性を重視した校内研修のあり方について考察を行った。
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道田, 泰司 ; Michita, Yasushi
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.77-86,  2021-03.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/48271
概要: 批判的思考教育が効果的に行われるために必要なものは何か。そのことを検討するのが本稿の目的であった。批判的思考と関わる先行研究からは,教師も教育方法も批判的思考も,絶対的に捉えるのではなく,かといってすべてを相対的にのみ捉えるのでもなく,常に よりよいものを求め続けるという姿勢が重要であることが示唆された。批判的思考と直接的に関わらない教育心理学研究からは,教師の客観的態度,本来の自分でいられることで未来に対して楽観的な態度を保つこと,非随伴経験が少ないこと,保護者がネガティブな情動を受信していること,親や教師が安心感などのサポートを与える必要があることが示唆された。これらを踏まえ,批判的思考教育を支える基盤となるものについて考察を行った。
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8.

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道田, 泰司 ; Michita, Yasushi
出版情報: 琉球大学教職センター紀要 — Bulletin of Center for Professional Development of Teachers.  pp.85-96,  2020-03-31.  琉球大学教職センター
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45498
概要: 本稿は,教授・学習に関わる沖縄県の教育課題について検討することを目的とした。教育現場自身が明示的に意識していない課題を検討するために,教職大学院において教授・学習に関わる講義を受けて出されたレポート45 名分を検討対象とした。その結果,学習 観が重要な課題であることが明らかとなった。それ以外の課題として,特に高校では,「暗記学習」となってしまうことが,校種に特有の課題である可能性が明らかとなった。学習観に関しては,それ自体が単体で課題となっているというよりも,「知識・理解・記憶」「活用」「対話的な学び」「学習意欲」「学習プロセス」など多くの課題と関連していることが明らかとなった。このように学習観が子どもの学びのさまざまな側面と関係していることから,学習観を切り口に教育課題を考える重要性が示唆された。
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9.

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道田, 泰司 ; Michita, Yasushi
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  4  pp.1-10,  2020-03-06.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45585
概要: 本稿の目的は, 批判的思考力育成教育をどのように構想するのがよいのか,その方向性を検討することである。授業実践を構想する方向性としては大きく分けると,概念駆動型と問題駆動型がある。しかし概念駆動型で授業を構想したとしても,学習者の課題(問題 )が視野に入っているのであれば,結果的にそれは問題駆動型と同じになる。学習者の課題を解決することが実践の最終ゴールであることを忘れてしまうと,方法が目的化してしまう。以上を踏まえ,中学校教師に校内研で,批判的思考の概説をした後で,「批判的に考えてほしいのに考えていない場面」について自由記述を求めた。2回に渡ってそれを行い,出てきたものをグルーピングした結果,「他者の意見を鵜呑み」「正解志向」「考えようとしない」「拡散の弱さ」「吟味不足」「判断の弱さ」「問題発見の弱さ」というグループが見いだされた。特に根底にあると思われる正解志向という考え方を教育のターゲットに入れる必要性などを論じた。
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10.

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比嘉, 俊 ; 道田, 泰司 ; 玉城, 啓 ; 屋宜, 勝 ; 岩谷, 千晴 ; Higa, Takashi ; Michita, Yasushi ; Tamaki, Hajime ; Yagi, Masaru ; Iwaya, Chiharu
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.79-88,  2020-02.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45465
概要: 学校は多様な課題に対して意思決定を行っている。意思決定は職員会議,学年会,教科会など多くの場 がある。本稿では,職員会議や企画委員会などの場で,意思決定が上手くいった,または上手くいかなかっ た状況を学校長へのインタビューを基に事例として紹 介する。企画委員会が上手くいっているという事例 もあれば,逆に,企画委員会参加メンバーが偏っているという事例もあった。また,職員の会議参加への 態度も課題としてあがった。事例から,学校での意思決定が上手くいくポイントとして,組織の流れが機 能していることや参加者が会議の意義を理解していることなどがあげられる。ビジネス書や企業経営書は 学校に外側からの視点で書かれているので,固有の文化を持っている学校はこれらの文献から学べるもの が多々ある。今後,学校長のみでなく,あらゆるポジションの学校職員への調査を実施することにより, 多様な視点からなるよりよい意思決定に迫ることができると考える。
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