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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi ; 岸本, 恵一 ; Kishimoto, Keiiti ; 比嘉, 栞菜 ; Higa, Kanna ; 榎本, 陽音 ; Enomoto, Harune
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.207-217,  2022-09-30.  琉球大学教育学部
概要: 本稿の目的は,協同学習が上手くいくポイントを琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻(以下教職大学院)の実習における実践事例を基に検討することである。授業者は協同学習を授業に取り入れると,何らかの効果があるだろうと協同学習に過大な期待を寄 せ,授業手立てが曖昧で授業を行った。活動主義的な授業を展開した結果,授業が上手くいかなかった。この失敗から,授業者は学習者理解から授業改善をスタートし,学習者の状況を理解した上で,状況に応じた手立てを講じた。その手立ては,学級の雰囲気づくり,個人活動の時間の確保,紙媒体による交流であった。これらの手立てにより,協同学習での効果が確認され,これらは協同学習のポイントとの1つと考える。これからも,更なる実践の成功事例の蓄積が望まれる。 続きを見る
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吉田, 安規良 ; Yoshida, Akira ; 比嘉, 俊 ; Higa, Takashi ; 和氣, 則江 ; Wake, Norie
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  6  pp.129-152,  2022-03-15.  琉球大学大学院教育学研究科
概要: 琉球大学での,①養護教諭を養成する過程での“教諭”との協働を意識した養護教諭の職能形成の在り方,②教職大学院での協働的人間関係・環境が構築できる中核的教員の育成の2点に係る課題意識の解決に資するため,教職大学院での「教師の成長とメンタリング 」の授業の一部を「教職実践演習(養護教諭)」の授業と合同で実施し,リアリティーのあるロールプレイングとして保健教育や保健管理に必要な会議(打ち合わせの機会)を行った。教育組織の枠を超えて行ったロールプレイングは,教職未経験者にとって貴重な経験だったと肯定的に受講者から評価された。現職大学院生がロールプレイングに参加することで実際の現場の様子が共有され,「新任養護教諭と初任者教諭と中堅教諭の協働」を志向したロールプレイングにリアリティーが増した点は,教職未経験者にとって有意義だった。教諭,養護教諭,あるいは栄養教諭といった職務イメージの鮮明化と共有や,職員会議の提案資料作成および模擬職員会議等を課題として提示していくことは今後も何らかの形で継続したいものの,今回の合同授業実践では,とりわけ学校環境についての共通理解の不十分さが露呈し,改めて「どこまでリアリティーを求めてシミュレートするのか?」という問題点を浮き彫りにした。履修時期的な問題から養護教諭志望学生がロールプレイングに必要な資料作成にかける時間が十分には確保しにくいことに加えて,養護教諭志望学生の意図が大学院生に十分に伝わらず,「自分の想定通りの議論ができなかった」ため,養護教諭志望学生にとっていささか消化不良なロールプレイングとなったことへの対応が必要である。中核的教員として求められる,後輩(若手)育成と業務遂行(同僚性の形成と協働による教育活動)を両立した会議への参加姿勢について,「教師の成長とメンタリング」科目担当者の現職大学院生に対する指導や支援の在り方として「若手育成の視点でコメントをする」旨の事前指導が必須である。 続きを見る
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道田, 泰司 ; 比嘉, 俊 ; 濱川, 法子 ; 田場, 千夏 ; 上地, 真理子 ; 崎浜, 智恵 ; 我那覇, ゆり子 ; 酒井, 織恵 ; Michita, Yasushi ; Higa, Takashi ; Hamagawa, Noriko ; Taba, Chinatsu ; Uechi, Mariko ; Sakihama, Tomoe ; Ganaha, Yuriko ; Sakaki, Orie
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.85-98,  2021-09-01.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/49870
概要: 本研究の目的は,学校教育において協同学習が成立するか否かを分けるものについて,実践事例を通して考察を行うことであった。教職大学院の実習で行われた6つの実践事例を元に検討を行った。検討の結果,協同学習以前に,授業の基本的な組み立てに問題がある 場合に,協同学習がうまく行かないことが明らかになった。すなわち,学習者を理解した上で授業を構想することが,協同学習がうまくいくポイントとして考えられた。
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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  5  pp.93-100,  2021-02-28.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/48190
概要: 本稿では,中学生に外来生物を教材とした50分×2コマの授業を実践した。日常生活を通して,生徒は外来生物の定義や身の回りで見ることのできる外来生物をあげることができた。さらに授業を受けることによって,生徒は外来生物の及ぼす被害やその移入経緯に ついて教科書以上の知識を述べることができた。本授業を受けた生徒は受けていない生徒に比べて,外来生物が悪者でなないというイメージを持つ生徒が有意に多かった。外来生物の移入経緯を学ぶことにより,外来生物が人為的に移動したことを理解したためだと考えられる。中学校の正規授業での外来生物を教材とした実践研究の報告はまだ少なく,その研究の蓄積が待たれる。
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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 科学教育研究.  43  pp.457-467,  2020-04-01.  日本科学教育学会 — Japan Society for Science Education
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45565
概要: We investigated descriptions of foreign invasive species in textbooks of Living Environment Studies in elementary school , Science in elementary school, Science in junior high school, and Science in high school. Additionally, we investigated the respective curriculum guidelines and their related commentaries. Results reveal no explanation specifically addressing invasive species in the curriculum guidelines of Living Environment Studies or Science in elementary schools. In junior high school, Science includes descriptions that include invasive species in curriculum guidelines and their related commentaries. In high school Science, textbooks introduce invasive species as a subject matter to study developmentally and in an exploratory manner. Textbooks show that learning contents are presented in higher order according to higher grades. However, some room remains for consideration because no formal basis exists for learning about invasive species. We would welcome more research to be dedicated to expanding education about foreign invasive species in educational environments.
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比嘉, 俊 ; Higa, Takashi
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  4  pp.147-154,  2020-03-06.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45635
概要: 小学校理科の教科書に「自然の池や川にメダカを放したり,水草をすてたりしない。」と記載されている。この文言を主発問とした授業実践を行った。この主発問を解答するためには外来生物の知識が必要となる。そのために,本実践では沖縄での外来魚グッピーと在 来魚メダカを教材とした外来生物を児童に学習させた。学習前後の児童の解答を見ると,生物放逐禁止を視点とした解答は学習後に有意に増えていた。本実践から小学生に外来生物の教育は有効と考える。また,外来生物教育は,持続可能社会を形成する市民の育成にもつながる。今後,学習者の発達段階に応じた外来生物教育の体系化が望まれる。
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比嘉, 俊 ; 道田, 泰司 ; 玉城, 啓 ; 屋宜, 勝 ; 岩谷, 千晴 ; Higa, Takashi ; Michita, Yasushi ; Tamaki, Hajime ; Yagi, Masaru ; Iwaya, Chiharu
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.79-88,  2020-02.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/45465
概要: 学校は多様な課題に対して意思決定を行っている。意思決定は職員会議,学年会,教科会など多くの場 がある。本稿では,職員会議や企画委員会などの場で,意思決定が上手くいった,または上手くいかなかっ た状況を学校長へのインタビューを基に事例として紹 介する。企画委員会が上手くいっているという事例 もあれば,逆に,企画委員会参加メンバーが偏っているという事例もあった。また,職員の会議参加への 態度も課題としてあがった。事例から,学校での意思決定が上手くいくポイントとして,組織の流れが機 能していることや参加者が会議の意義を理解していることなどがあげられる。ビジネス書や企業経営書は 学校に外側からの視点で書かれているので,固有の文化を持っている学校はこれらの文献から学べるもの が多々ある。今後,学校長のみでなく,あらゆるポジションの学校職員への調査を実施することにより, 多様な視点からなるよりよい意思決定に迫ることができると考える。
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道田, 泰司 ; 比嘉, 俊 ; 比嘉, ゆかり ; 平良, 学 ; 嘉陽, 護 ; 仲山, 夢乃 ; 山城, 慶太 ; Michita, Yasushi ; Higa, Takashi ; Higa, Yukari ; Taira, Manabu ; Kayou, Mamoru ; Nakayama, Yumeno ; Yamashiro, Keita
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.99-109,  2020-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/47072
概要: 本研究の目的は,学校教育において協同学習が成立するか否かを分けるものについて,実践事例を通して考察を行うことである。教職大学院生が9月と2月に公立学校で2週間行う実習において試みられた協同学習の事例5つを提示した。それらの事例に加え,道田他 (2019) に挙げた事例も加えて検討を行った。その結果,授業者が正解主義に陥らないこと,認知面だけでなく,学習者の情意面を育むこと,という協同学習のポイントが示唆された。
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比嘉, 俊 ; 道田, 泰司 ; 金城, 厚 ; 上村, 千安 ; 大村, 由美子 ; Higa, Takashi ; Michita, Yasushi ; Kinjo, Atsushi ; Kamimura, Chiyasu ; Omura, Yumiko
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.185-192,  2020-09.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/47083
概要: 現実社会には大小様々な組織があり,これらの組織は色んな場面で意思決定を行っている。学校も意思決定を行っている組織の一つであり、学校のよりよい意思決定法の模索が本稿の目的である。琉球大学の教職大学院生が実際に体験した上手くいった(ブライト・ス ポット)組織的意思決定を事例としてあげ,そこからよりよい意思決定へのアプローチを試みた。ブライト・スポットの共通点として,「公正さ(公正感)」,「聴くこと」を見出すことができた。これらの共通点が存在することにより,組織構成員から同意を得,決定事項のきちんとした遂行につながっている。また,立場が上の者の「開かれた心」が「公正感」を生むと考えられる。本稿での事例は少なく,今後さらなる事例の蓄積と教育現場での知見活用の試みが待たれる。
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比嘉, 俊 ; 川上, 一 ; Higa, Takashi ; Kawakami, Hajime
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  3  pp.165-174,  2019-03-01.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/44465
概要: 本稿の目的は,学校現場の職員会議において教職員の発言回数に着目し,その回数を教職員や学校長がどのように捉えているかを確認した。研究の方法として,最初に教職員に対して職員会議での発言回数やそれに関わる質問紙調査を行った。この調査結果を学校長へ 示し,学校長から職員会議での発言に対する聞き取り調査を行った。その結果,教職員は職員会議における現在の自分の発言回数に満足しており,この回数は自身や教員組織にとって好ましいと判断していた。他方,学校長は職員会議で発言する教職員のキャリアや心情を理解し,学校経営を行っているようだった。職員会議の審議内容を事前に検討する運営委員会を教職員も学校長も肯定的に捉えており,この委員会により職員会議が時間内に多くの審議事項をこなせることがわかった。今後は,職員会議で教職員がどれくらい意思決定に関わっているかなどの検討も望まれる。
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