マングローブ林の防災機能に関する研究 (I) : ヤエヤマヒルギの支柱根の形態上の特徴について(林学科)

資料種別:
論文(リポジトリ)
責任表示:
佐藤, 一紘 ; Sato, Kazuhiro
言語:
ENG
出版情報:
琉球大学農学部, 1978-12-01
著者名:
掲載情報:
琉球大学農学部学術報告 = The Science Bulletin of the Faculty of Agriculture. University of the Ryukyus
ISSN:
0370-4246  CiNii Articles  Webcat Plus  JAIRO
通号:
25
開始ページ:
615
終了ページ:
630
バージョン:
publisher
概要:
ヤエヤマヒルギの支柱根の防災機能について検討する基礎として, その形態について, 石垣島伊土名のヒルギ林で計測した。その結果を, 5例について図示した。その平面図・側面図から, 支柱根には3つの型があるように思われた。1つは, 外側へ外側へと伸びる型, 1つは, それから, ほぼ真下へ, 柱のように出る型, もう1つは, 前二者から, 斜に控えのような形で出る型である。これは, 総合的に支柱根の構造として理にかなっていると思われる。支柱根を各次数で分類した。主幹から出ているも のを1次根とし, その1次根から出るものを2次根以下同様に分類した。高さによる支柱根の出方にも, ある傾向がみられた。主幹下部から出ている初期の支柱根は, 1次根か, 若干の2次根であるのに対し, 中位の高さから出ている支柱根は, 分岐が進み, 5次根までみられた。上部から出ている新しい支柱根では, 未だ分岐が進んでいない。高さと, 根の数の間には, 片対数紙上で, 直線となる関係がみられる。ただし, 極く上部と, 極く地際に近い所では, 直線からはずれる。大きくなるに従って, 全体の根の数も増し, 勾配も大きくなるようである。支柱根の太さは, 一般に, 分岐点で最も細く, 徐々に太くなり, 地際で最も太くなる。平均的には, 1次根が最も太く, 次数が下る程細くなっている。地際で最も本数も多く, 太さも大きくなることから, 相乗的に, 地際に近い程, 流れに対する抵抗も大きくなると思われる。この事は, マングローブ林内の堆積が, 林縁から, 林内に入るに従って, 急に粒径が小さくなる事とも深く関連しているものと思われる。<br />Morphological characteristics of Yaeyamahirugi were investigated in the mangrove swamp near Itona in Ishigaki island, Okinawa. Five typical samples of Yaeyamahirugi were projected to x-y and x-z planes for morphological analysis. Three types of the prop root were explained. The degrees of ramification of the prop root were found most advanced at medium heights. Good linear correlations between the numbers of prop root and the heights from the ground level around the base of main stem were obtained on the normal-logarithmic scale. The mean of prop root diameter was largest at the mud surface, and the diameter tended to become smaller as the root order advanced. 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/20.500.12000/4219
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