民族学者・柳田国男 : 座談会「民俗学の過去と将来」(1948)を中心に

資料種別:
論文(リポジトリ)
責任表示:
稲村, 務 ; Inamura, Tsutomu
言語:
日本語
出版情報:
琉球大学法文学部 — Faculty of Law and Letters University of the Ryukyus, 2017-09
著者名:
掲載情報:
人間科学 = Human Science
ISSN:
1343-4896  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
通号:
37
開始ページ:
189
終了ページ:
260
バージョン:
VoR
概要:
柳田国男が自らの学問を民俗学と認めるのは彼が日本民俗学会会長になった1949年の4月1日であり、それ以前は日本文化を研究対象とした民族学(文化人類学)もしくは民間伝承学(民伝学)を目指していた。柳田が確立しようとした民俗学は自分以外の人々に担われるべきものであり、柳田自身を含んでいなかった。本稿ではこのことを検証するために、それ以前のテキストととともに、1948年9月に行われた座談会「民俗学の過去と将来Jを中心に検討する。柳田国男は本質的に民族学者である。
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URL:
http://hdl.handle.net/20.500.12000/38707
電子版
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