1.

図書

図書
吉田武男, 京免徹雄編著
出版情報: 京都 : ミネルヴァ書房, 2020.11
シリーズ名: Minervaはじめて学ぶ教職 / 吉田武男監修 ; 14
所蔵情報: loading…
2.

図書

図書
吉冨芳正, 菱山覚一郎編
出版情報: 日野 : 明星大学出版部, 2018.12
所蔵情報: loading…
3.

論文(リポジトリ)

論文(リポジトリ)
吉田, 安規良 ; 中尾, 達馬 ; Yoshida, Akira ; Nakao, Tatsuma
出版情報: 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集.  5  2017-09-30.  九州地区国立大学間の連携事業に係る企画委員会リポジトリ部会
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/43523
概要: 「自分はどうみられているか」、他者との違いが不安になる自閉症スペクトラム障害児の学齢期は発達的に重要な時期である。現在、自閉症スペクトラム障害児への支援として社会適応のスキルの獲得を目的とする訓練は多く見られるが、障害の中核とされる「他者と の関係性」の発達的課題を基盤とする「私とは何ものか」を問う、「自己同一性の形成」の解明に真正面から取り組む研究や学齢期の心理的安定を支援する方法の研究は極めて少ない。そこで浦崎ら(2011)は学齢期の心理的安定をもたらす「他者との関係性」を基軸とする「関係発達的支援」を行ってきた。そして現在、支援体制の充実と複数の支援事例により「自己同一性の形成」の過程を整理する段階に研究が進んできた。そこ で本研究では「自己同一性の形成」の過程の解明および「関係発達的支援」における学齢期の支援方法やその効果を詳細に検討し、「学齢期の関係発達的支援」の開発を目指した。その開発には多様な実践事例を検証すること、学齢期のみに限定せずに幼児期や青年期も含めた他者との関係性の支援法を検討すること、支援の場における状況や文脈をも視野に入れた関係発達的支援の方法を検討すること等の今後の課題の解決を目指すことが必要となる。 本研究では,平成27年度の実践が受講学生の受講前後段階での自己分析にどのような影響を及ぼしているのか,教員として求められる4つの事項の修得状況をどのように自己評価しているのか,一連の実践後の自己評価と他者評価の結果の差を検証するとともに平成24年度から平成27年度まで一連の実践で得られた学生の変容の経年変化や差異を検証した。 平成27年度の実践は,教育実践学専修に所属する7名の受講学生で実施された。これまでの実践よりも受講学生が少ないこともあり,受講学生はそれぞれ1つの企画を独自に担当し,担当した企画に対する全責任を自分1人で担う形で活動した。自己評価・他者評価に特徴が見られた3名はいずれも「協働すること」からそれぞれに学びを深めていた。自己評価(事前)が最低の者は,同期や目上の立場の人間から自分の意見を否定されるのを恐れており,そこに課題があると認識していた。自己評価(事前)が最高の者は「仕事をこなす力」が身についたと認識する一方,もっと他人を頼ればより高いものに迫れたと「頼れなかった自分」を反省していた。他者評価(事後)が最高だった者は「頼ること」で高い目標に迫れたと認識していた。どの年度でも沖縄こどもの国と連携した教職実践研究・教職実践演習を履修することを通して,受講学生は教員として必要な能力をおおむね身につけていたと評価しており,概して他者評価の方が自己評価に比べて高い傾向が見られた。また,受講学生が単一専修・コースだけで構成されるよりも,複数の専修・コースで構成された方が,教育効果は高いこと,受講学生が企画・運営の表舞台に立つ機会が多いと責任感や使命感に対する認識に高まりが見られることが示唆された。
本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.5, No.1(2017/9)に査読を経て受理された。
論文
続きを見る
4.

論文(リポジトリ)

論文(リポジトリ)
吉田, 安規良 ; 中尾, 達馬 ; Yoshida, Akira ; Nakao, Tatsuma
出版情報: 高度教職実践専攻(教職大学院)紀要.  1  pp.49-67,  2017-03-10.  琉球大学大学院教育学研究科
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/36595
概要: 本研究では,平成27年度の実践が受講学生の受講前後段階での自己分析にどのような影響を及ぼしているのか,教員として求められる4つの事項の修得状況をどのように自己評価しているのか,一連の実践後の自己評価と他者評価の結果の差を検証するとともに平成 24年度から平成27年度まで一連の実践で得られた学生の変容の経年変化や差異を検証した。あわせてこれまでの授業実践に対する学生の授業評価の結果から沖縄こどもの国と連携した行事企画・運営を教材とした教職実践演習を総括した。平成27年度の実践は,教育実践学専修に所属する7名の受講学生で実施された。これまでの実践よりも受講学生が少ないこともあり,受講学生はそれぞれ1つの企画を独自に担当し,担当した企画に対する全責任を自分1人で担う形で活動した。自己評価・他者評価に特徴が見られた3名はいずれも「協働すること」からそれぞれに\n学びを深めていた。自己評価(事前)が最低の者は,同期や目上の立場の人間から自分の意見を否定されるのを恐れており,そこに課題があると認識していた。自己評価(事前)が最高の者は「仕事をこなす力」が身についたと認識する一方,もっと他人を頼ればより高いものに迫れたと「頼れなかった自分」を反省していた。他者評価(事後)が最高だった者は「頼ること」で高い目標に迫れたと認識していた。どの年度でも沖縄こどもの国と連携した教職実践研究・教職実践演習を履修することを通して,受講学生は教員として必要な能力をおおむね身につけていたと評価しており,概して他者評価の方が自己評価に比べて高い傾向が見られた。また,受講学生が単一専修・コースだけで構成されるよりも,複数の専修・コースで構成された方が,教育効果は高いこと,受講学生が企画・運営の表舞台に立つ機会が多いと責任感や使命感に対する認識に高まりが見られることが示唆された。学生による授業評価の分析結果から,沖縄こどもの国と連携した行事企画・運営を教材とした教職実践研究・教職実践演習は,他内容の教職実践研究・教職実践演習と比較して,受講生の授業評価が全体的に高く,受講学生にとって「良い授業」であったことが伺えた。本研究は,平成29年度に実施される琉球大学教育学部の改組後の教職実践演習の在り方を検討するというカリキュラム・マネジメントのための基礎資料として,その存在意義は大きいと考えられる。
紀要論文
続きを見る
5.

図書

図書
文部科学省 [編]
出版情報: 東京 : ぎょうせい, 2016.2-
所蔵情報: loading…
6.

論文(リポジトリ)

論文(リポジトリ)
吉田, 安規良 ; 中尾, 達馬 ; Yoshida, Akira ; Nakao, Tatsuma
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.217-229,  2016-02.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/35105
概要: 沖縄こどもの国とともに受講学生が協働して実際に子どもが関わる行事を企画・運営する教職実践演習がその目的を達成するかどうかを検証するため,教員として求められる4つの事項の修得状況を受講学生がどのように自己評価しているのか,一連の実践後の自己評 価と他者評価の結果の差を検証した。平成26年度(本研究)の受講学生の自己評価(事後)は,平成24年度や平成25年度に比べて高いという訳ではないが,受講学生自身は,受講前に比べて受講後の方が「自身には教員として必要な能力が身についている」と自己評価しており,その変容の様子は,他者の目にはよりよく映る(他者評価の方が,自己評価に比べて高くなる)ということが示唆された。全体的な評価の変容の特徴と差が見られた3名の学生の結果から,①自らの活動を振り返り「今の自分に足りないもの」を把握し,改善策を提示できるようになったととも,②自己評価の基準が厳しくなったことや当を得ない発言によるコミュニケーション能力の不足や他人任せに見えた活動が評価に影響していると推察できる。
The purpose of this study was to reveal the quantitative and qualitative change of 12 university students who participated in the Practical Seminar for the Teaching profession,which included planning and managing school related special events,named “Dream Festival 2014" (which was held at Okinawa Zoo & Museum). We evaluated whether participants had enough ability and equipment as elementary or secondary school teachers in 4 ways: (1) the changes from pre to post section,(2) the relationships between self-other rating in the post section,(3) differences of scores among 2012,2013,and 2014,and (4) content analysis of free-description. Main findings were as follows: (1) 2014 participants did not evaluate themselves better in the post section than 2012 or 2013 participants, however,(2) Compared with pre section,they had confidence in their ability and equipment as teachers at the post section (e.g.,interpersonal ability,sense of mission and responsibility),and (3) Some other-rating indices were higher than self-rating indices in the post section. As a result of the qualitative analysis of the 3 participants who had different trends compared with other members of this sample,it could be suggested that the discrepancies between self-and other-rating offered good opportunities for late adolescents to consider th e next step of deeper self-understanding.
紀要論文
続きを見る
7.

図書

図書
林尚示編著
出版情報: 東京 : 学文社, 2016.4
シリーズ名: 教師のための教育学シリーズ / 教師のための教育学シリーズ編集委員会監修 ; 9
所蔵情報: loading…
8.

図書

図書
山田浩之編著
出版情報: 東京 : 協同出版, 2014.4
シリーズ名: 教師教育講座 ; 第8巻
所蔵情報: loading…
9.

図書

図書
梨木昭平著
出版情報: 岡山 : 大学教育出版, 2014.6
所蔵情報: loading…
10.

論文(リポジトリ)

論文(リポジトリ)
吉葉, 研司 ; 吉田, 安規良 ; 中尾, 達馬 ; Yoshiba, Kenji ; Yoshida, Akira ; Nakao, Tatsuma
出版情報: 琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus.  pp.181-193,  2014-08.  琉球大学教育学部
URL: http://hdl.handle.net/20.500.12000/31894
概要: 本研究の目的は、2013年度の教職実践研究・教職実践演習(沖縄こどもの国と連携して実施した「ドリームフェスティバル2013」という行事の企画・運営)を通して、受講生たちが教員として求められる資質・能力を習得しているかどうかを明らかにすること であった。今回の実践を通して、受講生22名は、行事運営能力や対人関係能力、使命感や責任感、子どもや大人さらには社会に対する理解、特別活動としての指導力等を定着し得ていたことが確認できた。
The purpose of this study was to reveal whether participants had enough ability and equipment as elementary or junior high school teachers. 22 participants were engaged in the Practical Seminar for the Teaching Profession, which included planning and managing school-related special events, named "Dream Festival 2013" (which was held with Okinawa Zoo & Museum). As a result, it could be interpreted that they had enough ability to plan and manage events, interpersonal ability, sense of mission, responsibility, deeper comprehension about human being (e.g., children, adults, and society), and leadership of special activity.
紀要論文
続きを見る