沖縄県におけるエコツーリズムに関する基礎的研究

資料種別:
論文(リポジトリ)
責任表示:
宮内, 久光 ; Miyauchi, Hisamitsu
言語:
日本語
出版情報:
琉球大学法文学部
著者名:
掲載情報:
人間科学 = Human Science
ISSN:
1343-4896  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
通号:
11
開始ページ:
83
終了ページ:
121
バージョン:
VoR
概要:
1990年代に入り、沖縄県では新しい観光形態の一つであるエコツーリズムが導入された。本稿では、まず先例研究の定義例から、エコツーリズムの目的、対象地(目的地)、環境に対する責任の3点から考察した。次に、沖縄県におけるエコツーリズムの導入と現状について、行政の取り組みとエコツーリズム協会の設立を紹介した。2002年の段階では、離島市町村の行政レベルでエコツーリズムの取り組みはあまり行われていないが、今後、沖縄振興策の具体的政策としてエコツーリズムが県内各地に導入されることが予想 された。最後に、エコツーリズムに基づく観光の先進地である竹富町西表島で、住民にその評価を尋ねたところ、エコツーリズムは自然環境の保全や、観光業の発展には弱い正の評価が認められた。しかし、雇用や所得の増加など、経済的な効果にはあまり貢献をしていないと認識されていた。
紀要論文
続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/20.500.12000/2855
電子版
Loading