※一部利用できない機能があります
1.
論文(リポジトリ) |
新崎, 綾子 ; Arasaki, Ayako ; 廣瀬, 等 ; Hirose, Hitoshi
概要:
本研究は,新崎・廣瀬(2021)の調査結果をもとに,学級単位のソーシャルスキルトレーニング介入が,ソーシャルスキルと学校適応感へ及ぼす効果を検討することを目的とした。学年は低学年(2年生)と高学年(5年生)として,それぞれの学年に実験学級を
…
設定して介入し,事前/事後/フォローアップ時の結果から統制学級との比較を行った。分析の結果,ソーシャルスキルについては,2年生が学級単位のソーシャルスキルトレーニング介入により「トラブル解決」スキルが高まることが示された。また,学校適応感については,複数の因子について変化が認められ,5年生では介入後すぐに学校適応感が高まり,2年生は介入後に学校適応感が変化するまでに時間がかかることが示された。また,ソーシャルスキルと学校適応感の相関の結果からは,2年生と5年生において介入が効果的であることが認められた。
続きを見る
|
|||||
2.
論文(リポジトリ) |
新崎, 綾子 ; 廣瀬, 等 ; Arasaki, Ayako ; Hirose, Hitoshi
概要:
小学校2年生から6年生までの343名を対象に質問紙法でソーシャルスキルと学校適応感,およびその関連について,発達的変化を検討した。質問紙は,学校現場で教員が手軽に使用できることを念頭におき,学校適応感の測定には「学校楽しぃーと」(鹿児島県立
…
総合教育センター),ソーシャルスキルの測定には「行動をふりかえるアンケート」(佐賀県教育センター)を使用した。分析では,まず各尺度についての因子分析を行い,その因子をもとに小学校2年生から6年生までの児童のソーシャルスキルと学級適応感の発達的な変化,およびその関連性を明らかにした。分析の結果,ソーシャルスキルと学校適応感において各因子により発達的変化が異なるという結果が示された。また,ソーシャルスキルと学校適応感との関連については,学年が上がるにつれてその関連は強くなっていくことが示された。
紀要論文 続きを見る |
|||||
3.
論文(リポジトリ) |
佐久間, 正夫 ; 廣瀬, 等 ; Sakuma, Masao ; Hirose, Hitoshi
概要:
紀要論文
|
|||||
4.
論文(リポジトリ) |
下條, 太貴 ; 廣瀬, 等 ; Shimojo, Taiki ; Hirose, Hitoshi
概要:
本研究は,児童の規範意識の発達について,学校・家庭・地域での活動が規範意識に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。調査では,小学生5~6年生を対象とし,規範についてはTurielの領域特殊理論に基づき,規範を「道徳」「社会的慣習」「個人
…
」の3領域に分けて詳細に検討した。因子分析の結果から,規範意識については「道徳・慣習」「個人」の2領域に分かれた。また各因子との相関分析や分散分析を行った結果,学校や家庭,地域での活動が児童の規範意識,行動の発達に関連があることが明らかになり,さらに,学年や性別の規範意識の発達についても明らかになった。
紀要論文 続きを見る |
|||||
5.
論文(リポジトリ) |
下條, 太貴 ; 廣瀬, 等 ; Shimojo, Taiki ; Hirose, Hitoshi
概要:
本研究は,児童の規範意識の発達について,学校・家庭・地域での活動が規範意識に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。調査では,小学生5ー6年生を対象とし,規範についてはTurielの領域特殊理論に基づき,規範を「道徳」「社会的慣習」「個人
…
」の3領域に分けて詳細に検討した。下條・廣瀬(2015) の結果に基づき,その結果を実践的な場面において検討するため,家庭や地域が関わる,小学校における行事(運動会)を取り上げた。そして,家庭や学校,地域での活動の影響により,児童の規範意識の高まりの結果としての規範行動が行事(運動会)の前後でどのように変化するかを明らかにし,小学校における行事(運動会(5学年については組み体操, 6学年についてはエイサー))に関わる学校や家庭,地域での活動が規範行動に与える効果を検討し,明らかにした。
紀要論文 続きを見る |
|||||
6.
論文(リポジトリ) |
中山, 宏美 ; 廣瀬, 等 ; Nakayama, Hiromi ; Hirose, Hitoshi
概要:
本研究では、中学生の学習方略に関して、特にノートの活用という観点から検討を行った。まず、研究1においては、ノートの機能と自己調整する力の発達という視点から、中学生のノートの活用段階[4レベル(観察的レベル、模倣的レベル、自己制御されたレベル
…
、自己調整されたレベル)×4機能領域(記録、練習、思考、保存)]を設定し、検討するとともに、ノートの活用段階と関連すると考えられる、学習環境、学業成績、教科の好き嫌いの要因との関係を検討した。研究2では、研究1で使用されたノート活用尺度の内容を、中山(2008)の実践に取り入れる形で、中学生のノートの活用段階を高めるための具体的方法を検討し、それに基づく半年間の授業実践を行い、ノートの活用段階や学業成績に及ぼす効果を検証した。
紀要論文 続きを見る |
|||||
7.
論文(リポジトリ) |
知念, 秀美 ; 廣瀬, 等 ; Chinen, Hidemi ; Hirose, Hitoshi
概要:
本研究では、小学生の角度概念の獲得の全体構造について検討し、さらに、重要な関連要因と考えられる、空間認知・構成様式と計算能力と角度概念との関連についても検討した。まず、予備調査の結果にもとづき、角度概念をどこまで獲得しているかを調べる調査テ
…
スト作成・実施して、角度概念の全体構造モデルについて検討し、5段階からなる角度概念の全体構造モデルを作成した。さらに、角度概念の獲得状況と空間認知・構成様式と計算能力との関連性を、全体、男女別、テストの高群・低群別に詳細に検討して、それぞれの特徴を明らかにするとともに、それらの特徴について考察した。
紀要論文 続きを見る |
|||||
8.
論文(リポジトリ) |
廣瀬, 等 ; 高良, 美樹 ; 金城, 亮 ; Hirose, Hitoshi ; Takara, Miki ; Kinjo, Akira
概要:
本研究では大学新入生を対象とし、大学進学における学部・学科選択と就業意識に関して、「単一型」と「多様型」という学部・学科種別による比較から検討を行うことを目的とした。質問紙では、大学進学理由、大学選択で重視した事柄、職業選択の各基準の重要性
…
、職業レディネス尺度、大学への期待や納得、満足の程度などが測定された。分析の結果、免許取得など特定の目的をもち、カリキュラムもそれに向けて組まれている学部・学科である「単一型」の学生の方が、そうでない「多様型」の学生に比べて、大学や自分の将来についてより具体的な目標やイメージをもち、大学に対する期待や納得、満足も高いことが示された。
紀要論文 続きを見る |
|||||
9.
論文(リポジトリ) |
高良, 美樹 ; 金城, 亮 ; 廣瀬, 等 ; Takara, Miki ; Kinjo, Akira ; Hirose, Hitoshi
概要:
本研究では、沖縄県の大学生・短期大学生における就業意識に関して、職業選択基準、就職に関連した帰属因、働く理由といった観点から検討をおこなった。沖縄県内の4カ所の4年制大学に通う747名、2カ所の短期大学に通う159名の合計906名(男子34
…
2名、女子544名、不明20名)を対象に調査を実施した。分析の結果、大学生に比して短期大学生の方が“勤務制度”“地元志向”“人間関係”といった選択基準を重視していること、職業レディネス高群は“職務挑戦”“社会貢献”をより重視していることが明らかになった。また、就職達成のための帰属因としては、日頃の努力、自分の能力といった内的帰属がなされており、その傾向は職業レディネス高群においてより顕著であった。
紀要論文 続きを見る |
|||||
10.
論文(リポジトリ) |
高良, 美樹 ; 金城, 亮 ; 廣瀬, 等 ; Takara, Miki ; Kinjo, Akira ; Hirose, Hitoshi
概要:
本研究では、沖縄県の大学生における就業意識に関して、職業選択基準を中心に検討をおこなった。沖縄県内の2ヵ所の4年制大学に通う大学生449名(男子221名、女子224名、不明4名)を対象に調査を実施した。職業選択基準について尺度構成をおこなっ
…
た後、各下位尺度得点について出身地(2;沖縄県内・県外)×性別(2)の要因計画に基づき分散分析をおこなった。その結果、県内出身学生が相対的に“地元志向”および“雇用条件”を重視する傾向が強いことが示された。また、女子学生が男子学生に比べ、“勤務制度”や“社会貢献”を重視していることが明らかになった。さらに、具体的な職業選択とそれを支えるイメージに関する内容分析、何のために働くかについての自己と他者間での認識の違いといった複合的な観点から大学生の就業意識についての探索的検討を試みた。
紀要論文 続きを見る |