※一部利用できない機能があります
言霊の民俗 : 口誦と歌唱のあいだ
- 資料種別:
- 図書
- 責任表示:
- 野本寛一著
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 京都 : 人文書院, 1993.9
- 形態:
- 294p ; 20cm
- 著者名:
- 野本, 寛一(1937-) <DA00880844>
- 目次情報:
-
序章 誦唱民俗論に寄せて 1 口誦民俗 一 呪歌の民俗 はじめに (一) 呪歌の類型と構造 1呪いの目的・対象 2呪歌の類型と構造((1)直示型 (2)秘匿型 (3)音韻効果型) (二) 呪歌の実際 1防火の呪歌 2火傷の火もどし((1)呪言「猿沢の池」 (2)猿沢の池の呪力) 3マムシ除けの呪歌((1)山立姫型 (2)蕨の恩型 (3)知立サナギの大明神 (4)香煎と鉄の呪力) 4焼畑地帯の呪歌 5旅だちの呪術 6呪歌もろもろ (三) 猿丸太夫伝承 1石見の猿丸伝承 2阿蘇の猿丸伝承 3甲斐の猿丸伝承 猿丸の収束と拡散 5呪歌と動物霊を結ぶもの 二 口誦と伝承 (一) 類纂発想の基点 (二) 「社寺めぐり」と「神仏寄せ」 (三) 口誦=口承=教育 (四) 口誦と序数発想 (五) 口誦と連鎖発想 三 年中行事の口誦要素 (一) 正月の「言立て」と民俗教育 (二) 小正月「ナリ木ぜめ」の演劇性 (三) 節分―呪言の類型― 1隣の婆さん型 2虫の口焼き型 3節分のマレビト 4節分の呪物と植物 (四) コト八日―やらい詞と行事の原資― 1コト八日の行事内容 2「やらい詞」と「追われる神々」 3「鼠送り」と「やらい詞」 4コト八日と目一つ小僧 5呪術要素の流動性 四 暮らしの中の口誦 (一) 技術と口誦 (二) ムラの雑言口誦 (三) 系図と名前の呪力 五 ことばと禁忌 (一) 無言の物忌み (二) お言わずの島 (三) 山ことば 2 民謡再考 一 子守唄と子守の民俗 (一) 同音反復の呪力 (二) 催眠呪言「オロロンバイ」の原義 (三) 子守唄〈夢の道行き〉 (四) 子守奉公うらおもて 1子守の怨嗟 2負われた者の思い 3多良間の子守唄 二 民謡における復唱と継唱 (一) 反復歌唱 (二) 民謡の場と継唱 三 民謡と囃し口 (一) 「囃し詞」と「囃し口」 (二) 潮替節と櫓囃し (三) 木挽唄の囃し口 (四) 馬方節の囃し口 (五) 代かきの囃し口 (六) 麦搗唄の囃し口 (七) 稗搗節の囃し口 (八) ガタイネ節の囃し口 (九) 秩父音頭の囃し口 (十) 囃し口の構造と効用 四 囃しの諸相 (一) 芸能と「言囃し」 1大河内神楽の夜 2日向の神楽せり唄 3芸能の場の「囃し口」 4「花祭り」の囃し詞 (二) 囃し詞と擬声語 (三) 悪態囃し (四) 囃し田の口拍子 五 民謡をめぐる時と場の習俗 (一) 時と場の禁忌 (二) 歌唱の時と場 六 唄の中のアイドル 七 口説節の魅力―兄妹心中絵模様― (一) 兄妹心中と現代文学 1『骨餓身峠死人葛』 2『七人みさき』 3『肥前松浦兄妹心中』 4映画『地獄』挿入歌 (二) 口説節兄妹心中 1出雲節「兄妹心中」 2会津若松兄妹心中 3盆唄「兄妹心中」 4二つの「兄妹心中」 5伊予の兄妹心中 6口説節兄妹心中の実相 (三) 口説節兄妹心中の土壌 1兄妹始祖伝説の環境 2伝説と事実のあいだ 3口説節兄妹心中への感応 あとがき 索引 序章 誦唱民俗論に寄せて 1 口誦民俗 一 呪歌の民俗 はじめに (一) 呪歌の類型と構造 1呪いの目的・対象 - 書誌ID:
- BN09766887
- ISBN:
- 9784409540435 [4409540432]